「変数の基本」では、変数の基本的な使い方を学びましたが、変数の値を画面に出力するやり方を教えていませんでしたので、ここで紹介します。
変数の値を出力する
変数の値を画面に表示するには、「画面への出力」の記事で記載したprintf関数を使用します。
printf関数では、任意の値を出力する場合、%d などの書式指定子と呼ばれる記号を使って、値を表示していました。
変数の場合も同様に %d などの書式指定子を使用します。そして、カンマの後に値を記述していたところを変数に置き換えるだけで、指定した変数の値が表示されます。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int number = 5;
char c = 'A';
printf("変数numberの値は、%dです。", number);
printf("変数cの文字は、%cです。", c);
return 0;
}このように、今まで、カンマ( , )の後に、整数値、文字を記述していた個所を変数名に変えただけです。
char型は文字ですが、変数名に ' ' を付ける必要はありません。付けた場合は、文字として認識されてしまいます。つまり、'c' としてしまうと、c と表示されます。
まとめ
- printf関数の書式指定子を使用して、カンマの後に変数名を指定すれば、変数値が出力される。